永年の懸案であった IMO の操縦性基準が採択され,実施される運びになった。日本パイロット協会が日本付近で運航される船舶の中に操縦が著しく困難なものがあることを指摘し,不良船のリストを公表したことに端を発し,人間による操縦の限界に関する理論的実績的検証から,操縦運動モデルの確立と流体力推定法,それらを利用した操縦性能推定法の開発と操縦性設計法の確立,実船実績の収集による基準レベルの実務的検討,試験の方法の確立と外力影響の推定等,理論と実務の両方で日本の産官学が達成した結果を総合し,IMO に提案し,長期の審議をリードしてきた成果である。
本シンポジウムでは設計・建造の実務の立場から操縦性基準の適用の問題を幅広く検討し,今後の課題も抽出して,船舶の運航安全の一層の向上に資することを目的とする。開催にあたり,多数の参加を戴くようにお願いしたい。
主催 | : |
西部造船会技術研究会 性能部会 |
開催日時 | : |
平成 14 年 12 月 9 日 (月) 10:00〜17:00,懇親会 17:30〜19:30 |
会場 | : |
九州大学 国際ホール (福岡市東区箱崎 6-10-1)
(地図) |
参加費用 | : |
2,000 円 (テキスト購入のみ 1,000 円,送料別),懇親会 4,000円 (当日徴収) |
申込方法 | : |
E-mail または Fax にて,以下の項目を下記申込先までご連絡下さい。
- 参加者氏名
- 勤務先
- 連絡先 (勤務先住所,Tel., Fax, E-mail)
- 懇親会参加の有無
テキストの購入を希望する場合には,以下の項目を下記申込先までご連絡下さい。
- 必要冊数
- 連絡先 (勤務先住所,Tel., Fax, E-mail)
- 送付先住所
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申込期限 | : |
平成 14 年 11 月 29 日 (金) |
申込先 | : |
〒812-8581 福岡市東区箱崎 6-10-1
九州大学大学院工学研究院海洋システム工学部門 古川 芳孝
E-mail : furukawa@nams.kyushu-u.ac.jp,
Tel. : 092-642-3698,
Fax : 092-642-3700
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