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編集後記

今回のメールマガジンが発行される頃は，ちょうど桜が満開で日本中が最も華やぐ時期になるでしょう。新年度が始まり，皆それぞれ新しい目標に向けて歩み始める季節です。遥か記憶の底に沈んでいますが，新しい教科書をもらって胸をわくわくさせた小学生時代をふと思い起こす頃でもあります。

造船業にとって今年の新学期は，子供の頃の無邪気な喜びからは大きくかけ離れたものになりそうです。鋼材費・材料費の高騰，為替の不透明感など，最初の授業から数学の難問を押し付けられたような気の滅入る新年度の始まりです。でも，こんな時期だからこそ，造船屋の本分である技術・設計に力を注いで，大きな花マル (新製品 / 新技術) をもらいたいものです。そんな視点で，生産技術開発の大家宮崎博士と新進気鋭の渋田技師に「技術者マインド」について語ってもらいました。

ユニバーサル造船(株)有明事業所　坂本　武 記

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