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会長からのメッセージ

西部造船会 会長 福島昭二

平成 15 年 5 月から貴島前会長のあとを受けて,西部造船会(西部)の会長に就任した福島です。貴島前会長は 4 年の長きに渉り,産学の強い連携による技術力向上を強力にリードされ西部の発展に大いに貢献されました。長い間のご指導に厚くお礼を申し上げます。第一回の西部のメルマガが発行される機会に,私の考えを会員の皆様に申し述べさせて頂きたいと思います。

  1. 西部地区の造船関係者のコミュニティ

    西部の幹事を出して頂いている造船所の建造量は日本全体の 6 割近くに達します。

    この地域の造船関連の研究者・技術者に多く参加して頂いている西部においては,論文発表・研究会活動の更なる活性化とともに,造船の仲間として情報の共有化をはかることにより,造船関係者のコミュニティを指向して行きたいと思います。

    地域の皆さんと造船を目指す若者へ造船の魅力を紹介したり,関心を引く船の見学会を行ったり,講演会の開催などに努力する所存です。

  2. 日本の造船の競争力向上に貢献する研究,開発

    西部では研究論文発表を通じ,また造船所に密接した課題を議論する技術研究会を通じ,造船事業の発展に貢献して来ましたが,今後は特に更なる技術格差を指向した研究や開発課題を活発に取り上げるようしていきたいと思っています。

  3. 広報・情報活動の強化

    コミュニティとしての活動並びに会員相互の情報交換や西部以外の皆さんへの情報公開のために,今般広報・情報委員会を発足させました。この第一号メルマガは関係者のご尽力で短期間に名簿やシステムの整備をして頂いて発行することになったものです。記事関連の画像は西部のホームページに記載されていますのでアクセスして頂きたいと思います。

  4. 造船 3 学会の連携問題

    日本造船学会・関西造船協会・西部の 3 学会で,その連携についてどのような形が良いかこの 1 年で検討することが決まっています。これに対応する組織として,西部連携会議を発足させました。今後,この連携会議・幹事会での検討・討議を通じ西部として,また日本造船界としてあるべき姿を検討の上,3 学会間の打ち合わせに臨みたいと思います。最終的には幹事会で合意の上,会員の総意を聞いて西部としての意思を決定します。

以上,西部の運営に精一杯努力する所存ですので,皆さんのご支援とご協力を宜しくお願いします。

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