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造船 3 学会連携問題についての状況報告

西部造船会 会長 福島昭二

西部造船会,日本造船学会,関西造船協会の 3 学会の連携問題について西部の会員の皆さんに現時点での状況を報告します。今年の 5 月以降,西部の組織内に連携問題会議というタスクフォースをつくりこの件についての西部としての対応を検討しました結果,現在の大学と造船所の密接な良好な関係を維持できる自主的な地域での活動が確保できることを前提にして,3 学会が統合を指向する案を今後検討していくことになりました。この案はその後幹事会でも了承されました。

3 学会の会長会議で,造船 3 学会の会員数の減少の状況下で,産学官の連携を 強化し,造船関係の学会活動を強化し発展させ,また内外で学会としてのプレゼ ンスを強化するため,3 学会とも統合の方向を指向して検討を進めようというこ とになり,議論の結果現時点では次のような案となっています。

  1. 3 学会を一度解散し 2005 年 5 月を目処に "日本船舶海洋学会" (仮称) を新規に設立し,従来の 3 学会の会員は全員新学会に移行する。
  2. 学会は 1 本部と西部,関西,関東の 3 支部 (仮称) より構成され,会員はその地域の支部に所属する。各支部での学会活動は支部の自主的な運営により行われることとする。西部の技術研究会は引き続き活発な活動を行う。また従来の重複会員は一支部のみへの所属となる。
  3. 新学会の会誌は統一会誌に切り替える。
  4. 春季講演会は各支部主催,秋季講演会は本部主催とする。

今後,本部支部の所掌,講演会論文集のあり方,会費のレベルをどうするか等の財務などの諸問題について鋭意検討を行い,各学会内,3 学会間で議論を尽くしてこの問題に対応しますが,最終的に会員の総会での合意をえて最終決定となります。西部としてもこの問題は会員の皆さんのご理解なしに進めることはあってはならない,との考えから,このように中間段階であり,また今後曲折が有り得ますが,現在の状況を報告するものです。

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