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呉市海事歴史科学館 (大和ミュージアム) 紹介呉市企画部海事博物館推進室主幹 相原謙次
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呉市海事歴史科学館完成予想図 [拡大画像] |
呉市は,明治 22 年に呉鎮守府の開庁,明治 36 年には呉海軍工廠が設置され,戦艦「大和」をはじめ合計 133 隻の艦艇を建造した日本一の海軍工廠のまち,東洋一の軍港のまちとして栄えてきました。
また,戦後においては,戦前から培われてきたソフト,ハードの技術が新しい技術と結びつき,世界最大のタンカーを数多く建造する有数の臨海工業都市として発展し,我が国が戦後約 10 年ほどで世界一の造船国へ発展する一翼を担ってきました。
呉市海事歴史科学館 (愛称 : 大和ミュージアム) は,こうした明治以降の日本の近代化の縮図とも言える「呉の歴史」と,その歴史を支えた多くの先人達の努力,そして呉から生み出された造船や製鋼を始めとした各種の科学技術を紹介することにより,我が国の歴史と平和の大切さを認識していただくとともに,子ども達に科学技術の素晴らしさを理解してもらえるような「呉らしい博物館」を目指しております。
また,地域の教育,文化及び観光等に大きく寄与する施設として,陸の玄関「JR 呉駅」と海の玄関「呉中央桟橋ターミナル」にはさまれた,利便性が高く,しかも呉海軍工廠の面影が残る呉湾を一望できる場所に建設予定で,平成 17 年のゴールデンウィーク頃の開館を目指して,現在建築及び展示工事を行っているところです。
開館の際にはぜひお越しくださいませ。