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西部造船会技術研究会機能システム部会の活性化について佐世保重工業(株)造船設計部 安田耕造本年 10 月に開催された機能システム部会において,「部会活性化を図るためにどうするか」というテーマで討議を行い,活性化のための提案がなされました。活動期間,費用などについての制限を設けず,調査・研究など「やりたいもの」「考えられるもの」として項目を出し合い,次のような項目が提案されました。
「乗船して,実際に運航しているところを見てみたい」との体験乗船の願望があるようです。設計者が実際を知らないで設計していることへの負い目が感じられます。南極への体験航海は具体的で興味があります。 設計レベルの向上を目的とした勉強については,将来像がみえないため抽象的な表現にとどまっています。勉強結果をどのように設計に反映させるか,具体的に適用させる段階で検討が必要になりそうです。 上記以外にも,現組織を離れフリーな状態にして取り組んだらどうか,現時点では具体的な効果が期待できなくても新しい取り組みとして承認し将来性に期待してもいいのではないかなどの意見もありました。その反面,各社のノウハウに触れない範囲で何ができるか,その壁を越えられるかとの意見もありました。 我が国の造船業が日本の高度技術社会の中に居て,外部技術の目覚しい進展に絶えず目配りが出来る事は,韓・中にない大きな有利点であります。現存しない新技術を勉強し,大学や研究所の知恵も借りた外力活用による新製品開発も重要なテーマになると思います。 本テーマについては継続検討中です。皆さんからの奇抜なアイデア,画期的な案,など活性化にむけた意見を募集しております。 |
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